活劇とグルーヴの日記

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zoom RSS ルーファス・フィーチャリング・スライ・ストーン Live at Blue Note TOKYO

<<   作成日時 : 2010/01/21 01:49   >>

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青山のブルーノート東京で1/17(日)に行われたルーファスのライブに行ってきた。今回はなんとあのスライ・ストーンをゲストに迎えてのライブ。

言わずもがなだが、ルーファスといったら、シャカ・カーンがいたグループとして有名。70年代、ルーファス・フィーチャリング・シャカ・カーン名義で、数々のヒットを飛ばしたファンクバンドである。今回はフィーチャリングを「シャカ・カーン」ではなく「スライ・ストーン」にしてのライブというわけだ。それもよく考えるとすごい話だが……(笑)。
シャカ・カーンがいたグループ、という印象がどうしても強いから、バンドとしてのルーファス自体はちょっと認知度が薄い気がするが、個人的には、あのボビー・ワトソン(ジャズのひととは違います)が在籍していたバンドとしても記憶に残る存在である。現在は、オリジナルメンバーであるトニー・メイデン(Vo、G)とケヴィン・マーフィー(Key)を中心に、メインヴォーカルだったシャカ・カーンの代わりに、何人かの女性ヴォーカルを有し、曲ごとに、交互に彼女らにリードをとらせる、というスタイルでやっている。そういえば、前回の来日公演(未見)では、キーボーディストのブライアン・カルバートソンと、メイザ・リーク(インコグニートともやっていた女性シンガーでソロとしても活躍している)をフィーチャーしていたらしい。やはりこのルーファスというグループは、誰かしらをフィーチャーして、自分たちはあくまでその引き立て役にまわるというスタイルを貫ぬくことで本領を発揮するバンドなのかもしれない。
それで今回は、スライ・ストーン。正直、どうもこの組み合わせにはあまりピン来なかったのも事実。ルーファスの良さって、ファンクはファンクでも、もう少しディスコ寄りで、いい意味でのポップさをも併せ持ったところにあると思う。そういう幅広い音楽スタイルであったからこそ、シャカ・カーンの魅力を広く世に訴えることができたようにも思うのだけれど、そうすると、ファンク界の重鎮(という呼び方もあまりに陳腐だが……)スライといったいどのようなコラボをするのか、あまり想像がつかなかった。ていうか、ルーファスの曲中心でいくのか、スライ(&ザ・ファミリー・ストーン)の曲中心でいくのか……。いったいどっちなんだ。

で、実際ライブを観たら、なんてことはない、最初はスライ抜きで、たっぷりルーファスの曲中心で1時間ぐらいやったあと、ラスト20分くらいにスライが登場してスライ(&ザ・ファミリー・ストーン)の曲をやるという、言ってみれば、2段編成的なライブであった。まあ、ひと粒で2度おいしいよ、って感じ。正直、僕自身、ルーファスの熱狂的なファンでもなければ、とりたててスライのファンというわけでもなく、今回のライブも、うーん、ルーファスのライブ、一度は観てみたかったんだよな、え、スライも来るの? そりゃお得だなあ、よし行ってみようか、という具合だったので、ちょうどよかったといえばちょうどよかった。

観に来たお客はどうやら、大半はスライ目当てであったようで、最初の、スライ抜きでのルーファスのライブでは、いささか盛り上がりに欠けていたように思う。それがちょっと残念であった。僕なんかは、1曲目"Do You Love What You Feel"からして、その最高にファンキーなディスコ・グルーヴにテンション上がりっぱなしであったのだが。

結論から言おう。ルーファス。最高である。

とにかくすばらしい演奏、パフォーマンス。ていうか、トニー・メイデン、かっこよすぎるぞ! 世界一、グラサンとギターが似合う男かもしれない。僕の中で、グラサンとギターの似合うソウルマンといってまず思い浮かぶのは、ボビー・ウーマックだ。そう、佇まいからしてボビー・ウーマックそっくりなのだ、このトニー・メイデンという男は。そのウーマックの曲"You're Welcome,Stop On By"のカヴァもしびれた。しかしなんといっても、忘れてはならないのは、強力な女性ヴォーカル勢の存在。トニー・メイデンの娘(だと思う)のアマンダ・メイデンや、前回の来日でも参加していたらしいマダム・ディーといった全5人のヴォーカリストたちが、ルーファスのヒットを次々に歌い倒す(どうやら、あとでわかったんだけど、シャカ・カーンの娘もいたらしい。代表曲"Tell Me Something Good"を歌ったキュートな女性がそうだったみたいだ)。みな実力者ぞろいだが、とくにマダム・ディーの純度100%なゴスペル仕込みのシャウトは会場をビリビリと振動させるくらいの威力であった。
うん、これならシャカ・カーン要りません。はっきりいって。

個人的にはこれだけでも充分満足であった。

と、聴き覚えのあるリズムが始まった。座っていた客たちはみな立ち上がりだした。背後には、お待ちかねの「あの男」が姿を現し、会場は大盛り上がり。紫のトサカヘアーに同じく紫のよだれかけみたいな(すいません、僕にはそう見えました……)、奇妙ないでたちでスライ・ストーンが舞台に登場。登場テーマ"Dance To The Music"につづき、"If You Want Me To Stay"では鍵盤の前に座り、楽しそうにプレイしながら歌うスライ。終始ご機嫌な様子であった。イスの上でうれしそうに手を叩いたり、なんだか赤ん坊のような感じで、このひと、ふつうの66歳とは明らかに違います。そりゃそうだ、音楽の神様なんだから。とにかく、元気そうでなによりであった。

と、まあ、なかなかお腹いっぱいなライブであった。

ルーファス。次は誰を引き連れて来日してくれるだろう。






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