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zoom RSS 映画『ダークナイト ライジング』/長大な予告編

<<   作成日時 : 2012/08/12 13:12   >>

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『インセプション』で完全に見限っておきながら、やはり観てしまうという……。


これはいったい、なんでだろう、と思っていたが、ようやく分かった。ノーランの映画は、予告編が良いのだ。
妙に期待させる、ワクワク感がある。だから、観てしまう。

しかし、ただそれだけ、なのである。

実際の本編は、予告編を二時間以上に引き伸ばしたものに過ぎなくて、30分くらいでキツくなる。
セリフも全く入ってこないし、アクションがまるで持続しないので、もうこれは長大な予告編なのである。

とはいえ、そのことが悪いこととも言い切れない。映画館に足を運ぶ人が少ない現状で、予告編を見て「おっ」と少しでも期待させることができれば、映画を生業にしている人間にとってはそれだけでひとつの関門をクリアしている。もちろん、これは予告編を作る業者の功績なんだろうけど、ノーラン作品の場合、それほど工夫しなくても、とりあえず映像をつなげれば素晴らしい予告編になる。これはまことに業者の方に対して失礼な話だが、実際そうだろうと思う。だって、本編が予告編に過ぎないのだから。

毎度やたらと上品ぶったマイケル・ケインにしろ、ますます不健康で暗いオッサンになっていくクリスチャン・ベイルにしろ、ノーランが得意とする「重々しい雰囲気」を演出するのにはもってこいの顔だ。

そう。予告編に大事なのは「雰囲気」だと思う。ハッタリだろうが何だろうが、「雰囲気」があれば予告編としてはオーケーだ。秀逸な脚本だとか、職人的なアクション演出だとかが予告編に必要ないのと同じように、そんなものをノーラン作品に求めてはならない。

なるほど、自分が間違っていた。
これで、これからは心置きなく、長大な予告編を楽しむべく、ノーラン作品を観に行ける。



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