活劇とグルーヴの日記

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zoom RSS 男の泣き言ソウル/ボビー・ウーマック“How Could You Break My Heart”

<<   作成日時 : 2012/02/20 20:37   >>

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ボビー・ウーマックが今週(22、23日)来日するということで、ソウル・ファンは盛り上がっている。

ボビー・ウーマックで一番聴いたアルバムは、やはり名盤の『Poet』(81年)になってしまいますが、自分の中での一曲、となるとその前作『The Roads of Life』(79年)に収録されている“How Could You Break My Heart”。この曲が好きでたまらない。『Poet』でも組むことになるパトリック・モーテンとの共作で、サウンド自体はクールでカッコいいのだが、歌はとにかく暑苦しさが満点。ライヴでやるかはわからないけど。


電話のベル。

女性「誰?」

ボビー「あ、えーと、俺だけど……」

女性「今何時だと思ってるの!? 明日も仕事で早いのよ。明日の夜にでもかけ直して頂戴!(ガチャ)」

ボビー「くそっ……つめてえな」


というようなお約束すぎる演出で始まり、「俺に歌わせてくれ」と、自分の中で肥大しきって収拾がつかなくなった感情を歌=ソウルに込めて(勝手に)発散し始めるボビー。毎度のこととはいえ、ここでの彼の、血管ブチ切れ寸前の絶唱はとりわけ常軌を逸している。

どうやら(歌の中での)ボビー曰く、女性が自分を捨てて他の男に走ったことで自分は深く傷つけられた(だから女性側が悪い)、とのことらしいのだが……しかし、電話でのボビーのやたらな弱腰と、対する相手の女性の割と冷静な態度及び現実的な物言いから察する限り、ボビーの言い分にあまり説得力がない、というあたりが哀しい。

が、そんなことはもはやどうでもよくなってしまっているところが、この曲が傑作のソウルである所以。歌われるレディはたまったもんじゃないが、我慢できずにどうしても迸ってしまう、あくまで一方通行な感情。それがソウルである。別に黒人の魂とかは関係ない。ただ、このボビーは、さすがに堪え性がない気もする。迸らせ過ぎです……。

しかし世の男たち(自分を含む)は、どうしてこうなんだ。

俺は違うって? ならソウルなんぞ聴かなければよろしい。




ボビー・ウーマックの来日公演はビルボードライブ東京で(もう満席っぽいですが……)→http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=7891&shop=1



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